学校検診で
「側弯症の疑いがある」と言われた
お子様が小・中学校の検診で側弯症の疑いを指摘され、どうしたらいいのか悩んでいる…というお母様は多いのではないでしょうか。
整形外科を受診し「軽度なので様子を見ていきましょう」と言われ、このまま何もしないで大丈夫なものなのか、親としては心配ですよね。なぜもっと早く気づいてあげられなかったのか、悪化しないのか、何か出来ることはないか……悩みは尽きないと思います。
側弯症ってどんな病気?

通常は真っすぐである脊柱(背骨)が、ねじれを伴って左右に曲がってしまうものを「側弯症(脊柱側弯症)」といいます。
弯曲の大きさを表す角度(コブ角)が10度以上で、定義上では「側弯症」と診断されます。
コブ角が25度未満の軽度であれば特に治療の必要はなく、経過観察です。25度を超えると進行を防止するために装具(コルセット)治療を行い、45度以上になると手術を勧められる場合もあります。
側弯症の診断においては、レントゲン検査が重要となります。
手術が必要と判断されるような角度になっても、痛みなどの症状を出すことはまれですが、さらに進行すると、背中や腰の疲れ、痛みが出たり、肺活量の減少や息切れを感じたり、心理的なストレスを引き起こす原因になることもあります。
側弯症って何? ⟩ ※日本側弯症学会動画参照
原因と症状、 治療法は?
まずは、脊柱側弯症の発生原因を見てみましょう。
側弯症は、大きく分類すると「構築性側弯症」と「機能性側弯症」の2つに分類されます。以下の1~3が構築性側弯症で、4が機能性側弯症になります。
- 「先天性側弯症」生まれつき骨の形に異常がある
- 「症候群性(二次性)側弯症」生まれつき神経や筋肉の病気が原因
- 「特発性側弯症」原因がはっきりしない ※全側弯症の80%を占める
- 「機能性側弯症」背骨以外に原因がある
学校検診で指摘される側弯症は
主に2パターン
1つめは、
03. 特発性側弯症です。
骨の発達段階にある小・中学生での発症が多く、やせ型の女子の割合が高いといわれています。身長の伸びにともなってねじれが起きると考えられますが、その原因や予防方法はまだわかっていません。
近年の日本側弯症学会研究によると、「通学鞄の種類や重さ、寝る姿勢、睡眠時間、ベッドか布団か、などの生活習慣は側弯症と関連はない」という結果が出たそうです。
このように、思春期における側弯症は原因がはっきりしないうえに、体の発育や成長が止まるまで進行し続ける傾向があるため、早期発見・早期治療が重要になってきます。
特発性側弯症の場合、よほど弯曲がひどく進行しない限りは、体につらい症状が出ることはあまりないと言われています。当サロンの場合でも、自覚症状がない子が8割ですが、時々首肩のコリや頭痛、腰痛などの症状を訴えるケースがあります。
2つめは、
04. 機能性側弯症です。
機能性側弯症は、悪い姿勢が習慣化されて起こるものや、左右の脚の長さの違い・股関節疾患などによる骨盤傾斜などが原因で起こる側弯症で、比較的弯曲の角度は少ないと言われています。
このタイプは、原因を取り除けば改善できる可能性が十分にある側弯症なので、生活習慣の見直しや体の状態を整えることが改善のポイントになってきます。
日頃の不良姿勢が原因の場合が多いため、側弯の程度とは関係なく、肩・首のコリや足腰の痛み、頭痛などを訴える子が圧倒的に多いです
医療の現状は…
現代の医療では、小中学校の検診で早期発見し、側弯症の可能性がある子に対し弯曲の進行度合いの経過を見てくしかない…というのが現状のようです。
既にコブ角が10度以上進行している子に対しては、病院では3~6か月ごとにレントゲン写真を撮り、弯曲の進行度合いによってはコルセットや手術などで対処していくことが多いです。また、弯曲が比較的少ない場合も同様に、「今後進行していく可能性があるので経過をみていきましょう」と言われ、1年に1回程度病院受診している子が多いです

だけど…
このまま経過を見て大丈夫なものなのか?
何もしないでいいのか不安…
親としてできることはない?
悶々とした
複雑な思いのままですよね。
ブルージュでできること
ブルージュでは、マッサージでもなく骨格矯正でもない「独自の姿勢調整法」で、無理なくその子本来の姿勢を取り戻していきます。
姿勢が整うことでつらい症状が解消され、体が動きやすく疲れにくくなります。姿勢に自信が持てるようになり、気持ちも前向きに意欲的になる子が多いです。子どもは治癒力が高いため、早い段階で心身共に自然と良い状態に戻っていきます。
ただ、
原因がはっきりしていない『03. 特発性側弯症』の場合、現医療でも進行を止める治療法はまだ見つかっていないため、同じく整体でも一度曲がってしまった弯曲を治したり進行を止めることはできません。
現時点で弯曲の進行がそれほど進んでいない場合であれば、見た目の印象をできるだけ左右差の少ない状態に保てるよう体を整えていくことはできます。
施術を受け始めてからは、「パッと見で側弯症があるとわからない程度まで姿勢がきれいになった」「骨格の歪み(左右差)があまり気にならなくなった」、また、3カ月~半年後と経過を見ていてもコブ角が急激に進行することがなかった、などの事例もあります。
お子様の未来のために
一人で悩まず諦めず、まずはブルージュへお気軽にご相談ください。側弯症について詳しくお話しいたします。
お子様の未来のために出来ること、一緒に考えましょう!
※既に病院で治療している・手術をすすめられているなどの場合や、他の治療院で治療を受けている方はお受けできない場合もあります。ご了承ください。
